マヌエル・ベタンソス
‘オリンピックコーチ’、暗闇の中の照明、金属を鍛える火-
フラメンコへの扉を開けてくれる鍵。これらは様々な生徒がマヌエルのことを呼ぶ代名詞である。
彼の名前をもつ伝統あるアカデミーは、現在アーティストや講師として活躍する様々な踊り手を排出したマノロ・マリンの教えを受け継いでいる。フラメンコ、それは幅広い囲いをもつもの。フラメンコ、それは芸術と培われた知恵によって教えられるもの。芸術とは日々ここから創り出される力強い活力。
優れた才能、自身のスタイル、カリスマ性、プロとしての経験と自信から溢れるエネルギー。これらでもって彼自身を捧げてきたフラメンコは、彼に独自の教育方針を生み出す揺ぎ無い土台を作ることとなる。
有名な講師陣が揃い世界各国から生徒が集まるヘレス・フェスティバルに毎年招かれ、またアジア、オーストラリア、ヨーロッパ、北アメリカと世界中からワークショップの依頼を受けているということからも、彼の「教え」に対する姿勢への評価がわかるだろう。
「フラメンコを教える人は沢山いるが、生徒が何を必要としているのかを的確にアドバイスできる講師は少数である。彼は自主的になること、個人としてあること、恐怖に立ち向かうこと、慣れ親しんだ場所から出ること、型を破ることを教えてくれる。」「彼の理念はステップを教えることだけではない、その奥にある本当の姿、エッセンスを探すこと。」これらは彼が教えた生徒たちからの大切な言葉である。
マヌエル・ベタンソス スケジュール
アカデミークラス
2020年
9月
クルシージョ
2020年
VIVA
2020年
8月3日 –8日, 10日 –12日 Generalife
マヌエル・ベタンソス ビデオ集
マヌエル・ベタンソス
クラスにて
舞台にて
クルシージョにて
いったい、彼をここまでにしたものは何なのか?ホセ・ガルバン、マノロ・マリン、マリオ・マジャなど偉大なるアーティストと交わることに始まる。14歳にしてセビージャの老舗タブラであるラ・トゥロチャ、ロス・ガジョス、エル・アレナルに若手を育てる土壌としてソロで出演。
その後はマリオ・マジャ舞踊団などに所属し、数多くの舞台を経験し、マヌエラ・カラスコ、エバ・ラ・ジェルバブエナ、ハビエル・バロン、イスラエル・ガルバン、イサベル・バジョンらと共演する。またマリオ・マジャ追悼公演にてマリオ・マジャ本人が踊ったヌメロを務める大役を果たす。アンダルシア舞踊団にてアーティスト兼指導補佐、ラファエル・アマルゴ舞踊団への振り付け、ラファエラ・カラスコ率いる“La Punta y la Raíz”にて副ディレクターを務める。またこの“La Punta y la Raíz”では2013年伝統あるヒラルディージョによる審査員賞を受賞する。
著名人からも共演のオファーがある。マヌエル自身も新しい経験というものに積極的に取り組んでいる。歌手の今井翼氏、俳優の大杉連氏らへの番組協力。さらに女優の山口智子氏は数ヶ月彼のクラスを受講した。ティム・ジップ(アートディレクター。リ・アング監督の映画 Crouching Tiger, Hidden Dragon でのオスカー受賞者)は当アカデミーにてショートフィルムを撮影した。
フラメンコ舞踊家マヌエル・ベタンソス 写真

マヌエル・ベタンソス

第一歩

クラスにて

舞台にて

仲間たち
